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子どもたちに”のぞみ”を
児童福祉施設の子どもたちが経済的理由で夢を追いかけることを諦めないで、前進することができるように大学、短大、専修学校などへの進学を支援したい、それが、私たちの願いです。
ご支援ご協力のお願い
誰かが経済的な手を差し伸べなければ、児童養護施設入所児童の多くを大学等への進学に導くことは困難です。
私どもは、入所児童たちが年少のころから「頑張れば自分も進学ができるのだ」という希望を持てるように、高等教育機関への就学を支援する活動を行っています。
学生寮に入寮(食事込)し、学費の減免で半額になると仮定した場合。
アルバイトで、80,000円の収入を得ることが出来ても、生活費として60,000程度の不足となります。
テキスト購入費や友人との遊興費、年一回の里帰り交通費等を考慮すると、年間100万円程度の支援が求められます。
つまり、支援がない現状では、大学等への進学を希望すること自体を、最初から諦めることになります。
私たちは、この現実を打破したいと活動を始めました。
ぜひ、当会の活動趣旨にご賛同いただき会員になっていただくことを、お願い申し上げます。
また、入会はしないけれどご寄付と言う形でのご協力も感謝です。
皆様方からのご支援ご協力を心よりお待ちいたしております。
設立趣意
子どもたちに”のぞみ”を
私たちは、子どものころ「夢は何? 大きくなったら、何になりたい?」ときかれて、どう答えたでしょうか?
パイロット、消防士、看護師さん、警察官、野球選手、幼稚園の先生……。
夢を実現する為には、本人の意志の強さと努力が必要です。また一方で、求める職業に就くためには、ほとんどの場合、高等教育を受ける必要があります。
私たちは、今まさに児童福祉施設から巣立とうとしている子どもたちに「何になりたい?」と、同じ問いかけができるでしょうか?
高校からの進学者(大学、短大、専門学校など)の全国平均は約70%である反面、児童福祉施設入所児童の進学者は20%に満ちません。
入所児童の70%近くが最初から進学は希望しないのが現状です。希望しないのではなく、望みたくとも望めないのが現実です。
その最も大きな理由は、経済的なものであることは言うまでもありません。
誰かが経済的な手を差し伸べなければ、入所児童の多くを進学に導くことは困難です。私どもは、入所児童たちが年少のころから「頑張れば自分も進学ができるのだ」という希望を持てるように、高等教育機関への就学を支援する活動を行います。
この活動を成就させる為には、社会の多くの階層の人々に協力を願わなければなりません。
第一には、高等教育機関経営者の皆様のご理解とご協力が必要です。私どもが、いかに就学を支援すると言っても、高等教育に関わる全ての費用を肩代わりすることなどは到底不可能です。そこで、親や親族の援助を受けられない入所児童が進学する場合は、入学金・授業料等の減免措置を要望していきます。
第二には、全国の児童福祉施設の施設長はじめ、そこで働く職員の皆様のご理解とご協力が必要です。入学後も生活費は必要となります。希望者に対する奨学金に充てる為に、この会の活動に賛同を頂ける方のご紹介を受けながら、団体および個人の方々に、広く入会を募っていきます。
ぜひとも、当会の設立趣旨にご賛同を頂けますよう、お願い申し上げます。
代表理事 会長 塩見律子
情報開示
決算報告書